京都ふらふら2(哲学の道〜銀閣寺)

自転車で京都をふらつこうとは思ってはいたけれど、ろくに下調べをしていなかったためあちこち迷ってました。
行こうと決めてたのは哲学の道だけ。
高校の頃修学旅行で来たことがあるのです。や、何か思い出があるというわけでもないのですが。ただの道だったような気がして、何がどー哲学の道なんだったっけーと思っただけです。(ちゃんと調べればいいのに…。)
それでふらふらと哲学の道へ。

……、んー、まあ普通の遊歩道みたいな感じでした。(すみません。)あちこちの自治体が大切に育ててるような緑道とかそんな感じ。そこに住んでいるのなら生活道やお散歩道として使いたいような。
一人静かに歩いたら趣きもあるので楽しそうだけど、いかんせん観光客が多すぎて(しかも自転車では)あまり趣きは感じられませんでした。

銀閣寺哲学の道をざかざか進むとやがて銀閣寺に出ます。せっかく来たんだから京都らしいところにも行かねばね、と早速拝観料を支払って入ってみました。(500円)
ぎ、銀閣寺って小さいのね。(勉強しなさい。)写真で見たことしかなかったのでわからなかったのですが、思いのほか小さい。一瞬離れかと思ってしまうのでした。(本当にすみません。)


もみじしかしお庭は絶品。ものすごく綺麗に手入れされています。下の日本庭園をぐるっと見てから石段を登って健脚コースに参ります。もみじがいっぱい。紅葉したらすごいんだろうなあ。

苔ぱっと見雑木林のような感じですが足元がすごい苔むしてます。ふかふかの苔の庭です。
最後の画像は展示されていた「銀閣寺の大切な苔」です。見た目的に綺麗な苔を増やしているのです。で、隣には「ちょっと邪魔な苔」「とても邪魔な苔」が展示。

いい苔ふと庭を見ると、あちこちで庭の手入れをしている人がいます。大半が苔の手入れをしている人でした。
ここまで広い面積の苔を管理するのって並大抵のことじゃないだろうと思っておじさんに聞いてみるとやはり加減がすごく難しいとの事。

邪魔な苔の筆頭、ゼニゴケなどの滑りやすく見た目悪い苔に限って繁殖力が旺盛なのです。ちょっとでも見つけたらすぐ排除! 胞子を撒き散らす前に排除!
しかしあんまり手入れをしすぎると、今度は増やしたいはずの苔の胞子まで排除してしまう。ところどころ禿げかけたところがあって、やっぱりそこはやりすぎたところみたい。
夏も冬もあるし、いつも苔にとっていい気候ではないだろうと思います。夏はやっぱり大変。でも冬はそこに限って言えばあまり雪は降らないので(年に4・5回程度)それほど大変じゃないよ、とのこと。おじさんは雪の積もった真っ白な銀閣寺も好きなんだ〜とおっしゃってました。

おじさんお体に気をつけて、お仕事頑張ってくださいね。
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