京都ふらふら3(高台寺・圓徳院)
2004.11.01 Monday | うろつき
夕方も近付いて、自転車返しに行こうかなーどうしようかなーと思いつつ(レンタサイクルは場所さえきっちりお店の方にお伝えすれば乗り捨て可能です。)来た道を引き返していたところ、高台寺の前を通りかかりました。秋夜の特別拝観って感じでライトアップされてるようです。(後で調べてみたのですが、この時期あちこちのお寺で夜間の特別拝観してるようです。)
どんなんかな〜とふらふら吸い込まれて行ったのですがなかなか美しかったです。最初高台寺だけ見ようと思ってたのですが、受付の人に一緒に圓徳院もライトアップしてるからどう? 高台寺だけだと600円だけど圓徳院も合わせると900円とお徳なチケットになってますよ! と勧められそのまま圓徳院も。
このう! 商売上手め!(笑)
期間は10/22〜12/5のようです。ライトアップは17:00くらいから21:30まで。
さて、高台寺・圓徳院についてです。高台寺は亡き豊臣秀吉を弔うため、正室の北政所、ねねさんが開創したそうです。
そして圓徳院はねねさんがそれから亡くなるまでの19年間を過ごしたところ。
なるほど、セットで見せたいはずです。つーか、見せていただいてよかった。
高台寺はさすがに豪華。
でも暗かったのできれい、としかわからなくて昼間も見とけばよかったなあと思いました。
どこかのTV局が取材中だったようで、ちょっと写真を撮るのに邪魔でした。(笑 向こうから見たらこちらのほうが邪魔なんでしょうが。)
あと、三脚持込み禁止なので本格的な写真撮りの方にはちょっとご不満かもしれません。手ぶれしないように頑張ってください。(笑)
圓徳院はやはりねねさんの住まいということでもっとこぢんまりとしています。でもディティールがいい感じで、かわいらしいと言ったら語弊があるような気がするのですが…、女らしいといった感じなのかな。
ただ、暗がりの中で見たので事実ではないかもしれません。(笑)
ライトアップされた庭はとっても趣がありました。ここでお茶飲んでたのかな。いいな。
でもちょっと寂しかったかな。
これまた暗くてよくわからなかったのですが、本当は大きな岩がふんだんに配された豪華・豪胆な庭のようです。
最後は圓徳院を出て、どっかのお土産屋さん。いい光景だなあ。
こういう漏れ出る明かりってほんとに美しいですね。

哲学の道をざかざか進むとやがて銀閣寺に出ます。せっかく来たんだから京都らしいところにも行かねばね、と早速拝観料を支払って入ってみました。(500円)
しかしお庭は絶品。ものすごく綺麗に手入れされています。下の日本庭園をぐるっと見てから石段を登って健脚コースに参ります。もみじがいっぱい。紅葉したらすごいんだろうなあ。
ぱっと見雑木林のような感じですが足元がすごい苔むしてます。ふかふかの苔の庭です。
ふと庭を見ると、あちこちで庭の手入れをしている人がいます。大半が苔の手入れをしている人でした。
清水坂をふらふら登っていたところ、せっせとお昼御飯のちらしを配っている女の人がいました。私はその時レンタサイクルの店を探していたのでちらしを受け取りつつ店の場所を聞きました。
ご飯はおばんざいだから本当に一般家庭のおかず、と言う感じです。煮つけとかひじきとか。赤だしのお味噌汁もゆずの七味入りでとってもおいしい。特に私は自転車ぶいぶい言わす予定の身のくせにちょっと体調崩してたので、普通のごはんがおいしかったです。
大阪まで夜行バスで行ってきました。